夢中になった9ヶ月間の就業研修。
私が介護業界に携わりたいと思ったのは、在宅で祖父が介護を受けていたことと、大学で介護福祉分野について学んだことがきっかけです。入社後1ヶ月間で初任者研修を取得し、介護施設での9ヶ月間の就業研修がスタート。入社するまで介護職が無資格でできることも知らなかったので、最初はかなり不安でしたが、1ヶ月のOJTで食事の補助や、口腔ケア、排泄サポートなどの介護業務を先輩に一から学びました。
介護の力を見せつけられた瞬間。
印象に残っているのは、「もう延命処置はしない」とご家族が決めた90歳の入居者に対し、できることを尊重した結果、寝たきりの状態から自分で動けるほど元気になったことです。一人でトイレに行き、リビングでみんなとおしゃべりを楽しむまでに回復したことに、介護の凄さを実感しました。介護職という仕事は「何かをしてあげる」ことではなく、あくまで「その人がその人らしく過ごせるようにサポートする」仕事なのだと身をもって経験しました。
介護現場で得た視点や気づきを活かしたい。
実際に働き、未経験の方が感じる不安や壁を一通り経験しました。営業職に戻った今、この経験を活かしてスタッフさん一人ひとりの悩みにしっかり寄り添いたいと思います。介護を始めるための後押しはもちろん、辞めずに続けられるようにキャリアアップのサポートをしていきたいです。離職率が下がり定着率が向上すると、施設の負担も軽減されますが、まずは目の前の負担を少しでも軽減できるよう、どんな小さなことでも相談にのれる営業を目指します。
ココロおどる、
快護をつくる。